
こんにちは。 HIRO鍼灸院の服田浩希(はらだひろき)です。今日はテニス肘の鍼治療方法について解説していこうと思います。テニス肘の正式な名前は上腕骨外側上顆炎といい、テニス愛好家に好発しやすいことからテニス肘と言われています。
目次 1、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)とは 2、病院での治療方法 3、当院での鍼治療方法
1、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)とは

テニス肘とは、前腕の使いすぎによって肘の骨の外側(上腕骨外側上顆)が炎症を起こして痛みが出る疾患です。テニスをする際にバックハンドでボールを打ち返す動作を繰り返すことによって好発する為にテニス肘と言われていますが、ゴルフや野球、手先をよく使うお仕事や日常の家事など様々なシチュエーションで起こります。上腕骨外側上顆には手首を動かしたり、指を伸ばすための筋肉(短橈側手根伸筋、長橈側手根伸筋、総指伸筋など)が付いており、その中でも短橈側手根伸筋という筋肉の付け根「腱(けん)」に痛みが出やすい傾向があります。
症状は肘の痛みで、コップを持ったりタオルを絞ったりドアノブを捻ったりなど、手首を反らしたり捻ったりする動作で肘に痛みを感じます。
2、病院での治療方法

保存療法:ストレッチ、湿布、外用薬、局所麻酔・ステロイドの注射など 手術療法
3、当院での鍼治療方法

テニス肘は前腕の使いすぎで筋肉が固まり柔軟性がなくなって腱が炎症を起こした状態です。その為、前腕の筋肉のコリを取り除き、筋肉の柔軟性を取り戻していかなければなりません。

この方はゴルフで肘を痛めた方です。
掲載許可を取って掲載しています。

この写真は私が知り合いの先生の治療を受けた時のです。
テニスやゴルフなどのスポーツだけではなく、日常の生活や仕事でも筋肉のコリは溜まっていきます。そのコリがコップから溢れ出した時に痛みが発症します。コリをコップから溢れさせないように定期的に取り除いてあげることが全ての症状で必要です。
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