熊本で受けられる頭痛の治療方法が知りたい方へ。
本記事では、下記の内容を解説します。
▪️頭痛の鍼灸治療方法
1−1.頭痛とは
1−2.頭痛治療方法
1−3.頭痛の鍼灸治療方法
この記事を書いている私は、HIRO鍼灸院 院長のハラダと申します。私の治療院には頭痛の患者様が多数来院しております。当院で行っている頭痛に対する鍼灸治療を紹介いたします。この情報が少しでも皆様のお役に立てばと思います。
1−1.頭痛とは
①片頭痛
頭の片側や両側がズキズキ、ガンガンとするような痛みを発症します。悪心嘔吐を伴う場合もあり、女性に多く見られます。
②群発頭痛
激しい痛みが片側の目の奥に発症します。結膜充血、流涙、鼻づまりなどの症状も同時に発症します。
③緊張型頭痛
片や首の筋肉の緊張から発症する頭痛をいいます。頭を締め付けられるような頭痛が両側で持続します。
④脳の異常によるもの
くも膜下出血、脳梗塞、脳出血、脳腫瘍などが原因で発症する頭痛です。①〜③の頭痛とは違い、頭をバットで殴られたような激しい頭痛が発症したり、手足の感覚異常や呂律が回らないなどの症状を伴う場合が多くあります。
1−2.頭痛の治療方法
病院での治療
薬物療法
1−3.頭痛の鍼灸治療方法
鍼灸治療によって効果が期待できる頭痛は、①〜③が原因によって発症している頭痛のみです。脳の異常によって発症している頭痛は鍼灸治療の適応から外れるため、早期に医療期間を受診してください。
当院で行う頭痛の鍼治療方法
頭痛といっても、コメカミ、おでこ、頭頂部、後頭部、側頭部など痛みがある場所が様々です。基本的には痛みが出ている場所に筋肉のコリが溜まっている場合が多いです。
コメカミ頭痛の鍼治療ポイント
目の周り、目の奥の頭痛の鍼治療ポイント
後頭部頭痛の鍼治療ポイント
上記の写真は症状に関連する筋肉のコリが溜まる治療ポイントです。大体は複数のコリが繋がっていることが多いので、患者様の症状とコリの状態に合わせて治療を行なっていきます。
後頭部頭痛の鍼治療風景
前頭部(おでこ)頭痛の鍼治療風景
https://www.youtube.com/watch?v=ippGfiH1Gb4
東洋医学で頭痛をどう捉えるか?
五臓(肝心脾肺腎)のどれに異常が出ているのかを脈・お腹・舌・気の流れなどを診ながら確認していきます。
大きく分けるとこの4タイプが挙げられます。
①肝の異常によるもの
肝の異常が起きることによって、関連する経絡(気血の通り道)が塞がってしまい、この経絡は側頭部を通っているため、側頭部の頭痛が発症します。これがいわゆる片頭痛と言われるものです。
②脾胃の異常によるもの
脾胃の異常があると体の中の水分が消化できずに湿となります。湿が体の中に溜まっていくことによって重だるい頭痛が発症します。二日酔いの頭痛はこのタイプに属し、飲みすぎて脾胃の機能が失調することによって体内の水はけが悪くなり、水分が湿となって頭痛を引き起こします。このタイプは小便を出し、脾胃の機能が元に戻ると比較的早く症状は改善されます。
③肺の異常によるもの
このタイプは悪寒や発熱が伴う頭痛です。首が張って後ろを振り返ることができない、鼻づまり、鼻出血などの症状が合併して発症する場合があります。
④腎の異常によるもの
腎の異常によって関連する経絡(気血の通り道)が塞がり、その経絡は頭を通っているために頭痛が発症します。高血圧やふくらはぎのむくみ、歯が悪いなどの症状が合併している場合が多く見られます。
東洋医学に基づいた鍼灸治療の他にも、頭首肩などの筋肉のコリが頭痛の原因となっているタイプもあるため、コリがある部分に対して鍼灸治療を行うことによって症状を改善させていく方法もあります。
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