HIRO鍼灸院の服田浩希(ハラダヒロキ)です。今日は副鼻腔炎の鍼治療方法について解説しようと思います。当院には副鼻腔炎でお困りの方が多数来院されています。鍼治療を行うことで改善されていくケースが多いので、もしお困りの方がいましたら読んでみて下さい。
目次 1、副鼻腔炎とは 2、病院での治療方法 3、当院の鍼治療方法
1、副鼻腔炎とは
副鼻腔炎とは、鼻の周囲にある副鼻腔の粘膜が炎症を起こした状態をいいます。症状は鼻詰まりや鼻汁、頭痛、頬や目周りの痛み、嗅覚障害などです。発症から1ヶ月以内を急性副鼻腔炎、3ヶ月以上続くと慢性副鼻腔炎(蓄膿症)と診断されます。また、治りにくいタイプで好酸球性副鼻腔炎(難病指定)があります。鼻の中にポリープができやすく、喘息を合併するケースが多くみられる副鼻腔炎です。
2、病院での治療方法
基本的には抗生物質や抗炎症薬などの薬物療法です。それでも改善が見られない場合は手術療法を行う場合もあります。
3、当院での治療方法
副鼻腔炎の治療の第一選択で鍼治療を選択される方はほぼいないと思います。そのため、基本的に当院に副鼻腔炎で来られる方は慢性の副鼻腔炎で何年も悩んでいるといった方がほとんどですので、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の方に対してどのような治療を行なっているのかについて紹介したいと思います。
当院ではどのような症状であっても基本的にはルート治療という鍼治療方法を用いて治療を行なっております。ルート治療の詳しい解説についてはこちらをご覧下さい。
副鼻腔炎の場合は、この様な場所に筋肉のコリがルート状になって出ている場合がほとんどです。特に鼻の横はパツンと突っ張っている方が多い印象です。
掲載許可を得て掲載しています。
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これらの写真は副鼻腔炎の患者様の治療風景です。年季の入ったコリがびっしり溜まっている方々ですが、治療回数をこなしていくとしっかり変化が出てきています。もちろん慢性化すればするほど改善していくスピードも遅くなります。これはなんの症状でも同じですので、今日が人生で一番若い日なので早めに治療を始めることを強くお勧めいたします。
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